2022年08月02日

『風水・家相』

 

【 あなたの家づくりは、親戚や知人のためではありません。 】

 

 

こんにちは。

 

 

新築をきっかけに、風水や家相に関心を持つ方って多いですよね。

 

家族とより幸せに暮らすための家づくりですから、

 

「運気を上げたい」

 

「縁起が悪いといわれる要素は、できるだけ排除したい」

 

と思うのは当然のことです。

 

 

しかし、敷地の形状や周辺環境などとの関係上、『北東にトイレ』など、タブーとされる配置にせざるを得ないことはあります。

 

また、家相や風水に焦点を当てた結果、家族の生活に焦点が合わず、暮らしにくい間取りになることもあります。

 

全ての要件を満たせば良いというものではないのです。

 

 

風水や家相より気にしてほしいことがあります。

 

それは、『健康で快適に暮らすには?』という視点です。

 

・採光や換気に適した窓を設け、爽やかな玄関にする

 

・風の通り道を考慮した窓の配置で、各部屋を効率よく換気する

 

・適切な場所に設けた収納スペースで、片付けや掃除の負担を減らす

 

・日差しが強いキッチンは、食べ物が傷みやすく暑さが厳しいので日差し対策をする

 

・シックハウス症候群の原因となる建材や家具は避ける

 

・ヒートショックを防ぐため、断熱性を高めて温度差を無くす

 

など、さまざまなアイデアがあることでしょう。

 

 

じつは、それらの中には、風水や家相に共通するものが少なくありません。

 

運気を上げるにも縁起を良くするにも、気の巡りが良く、明るく清潔な環境は欠かせません。

 

そしてそれは、家族が健康に暮らせる環境でもあるのです。

 

 

先輩施主の中には、風水や家相が好きな親せきや知人に間取りを批判され、大切な新居に愛情を持てなくなった方がいます。

 

しかし、家族がより健康で幸せに暮らせる家づくりができたのなら、それが何よりだと思いませんか?

 

 

なぜなら、家づくりは、親戚や知人のために行うものではないのですから。

 

 

 

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『 和心。しん 』様しました!

 

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posted by まさき at 10:07| 日記

2022年07月28日

『家財保険』

【 家財の総額をご存知ですか? 】

 

 

こんにちは、

 

今日は、家財保険についてお話しします。

 

 

家財保険は、

 

・火災、落雷、破裂、爆発

 

・風災、雹災、雪災

 

・水濡れ、物体の落下・飛来・衝突

 

・盗難

 

・水災

 

・破損、汚損

 

などによる家財の損失を補償するものです。

 

 

火災保険は、建物の補償は必須ですが家財は任意です。

 

そのため、火災保険と家財保険を別々の保険会社で契約することもできます。

 

ただし、その分、申請や更新の手間が増えるので注意しましょう。

 

 

ちなみに、家財とは、家具や家電製品だけでなく、

 

衣類や日用品などの生活するために所有している『動産』を指します。

 

自転車も対象内なので、『盗難』の補償を付ければ、

 

自宅での盗難被害は補償されます。

 

(駅など、自宅以外での盗難は対象外です)

 

 

エアコンも家電の一種ではありますが、建物に固定されており、

 

自分で簡単に動かすことができないため、建物の一部という扱いになります。

 

そのため、家財保険ではなく、火災保険の補償対象となります。

 

 

なお、1個または1組の金額が30万円を超える貴金属、宝石、美術品などは、

 

時価を基に保険料を算出し、家財とは別枠で扱います。

 

これを、明記物件といいます。

 

保険会社によっては、事前に申告が無くても補償の対象に加える場合もあります。

 

その際、1個または1組当たりの補償額、

 

1事故当たりの補償額には制限があるので注意しましょう。

 

 

ところで、自宅にある家財の総額を計算したことはありますか?

 

 

保険金額は、家財を新規購入する時の金額を目安に計算します。

 

インターネット上には、世帯主の年齢や家族構成を基に、

 

目安となる金額が紹介されています。

 

しかし、家族の趣味やこだわりによっては、

 

必要とする保険金額が、大きく異なることも考えられます。

 

 

せっかくなので、この機会に家財の種類や金額を調べてみませんか?

 

「家具の総額は〇万円、家電は…」と種類別に算出しても良し。

 

「浸水リスクが高い1階は…」と場所別に算出しても良し。

 

エクセルなどにまとめておくと、管理しやすいですよ。

 

 

最近は、補償範囲を自由に選べる火災保険が増えています。

 

そのため、「火災、落雷、破裂、爆発」という基本補償だけに留めることもできれば、

 

隣家への類焼損害や個人賠償責任まで、

 

保険会社が提供するすべての補償を求めて万全の備えをすることもできます。

 

 

取捨選択は難しいものですが、

 

その土地の災害リスクや建物の性能なども考慮しながら、

 

家計に負担の無い範囲で選びましょう。

 

契約後、補償内容や保険金額を見直したい時は、

 

各保険会社の相談窓口に相談すると良いですよ。

 

 

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出穂しました。
posted by まさき at 07:48| 日記

2022年04月19日

自宅での転倒事故防止!

【 自宅での転倒事故を防ぐために。 】

こんにちは。

あなたは、自宅でつまづいてヒヤッとしたことはありませんか?

普段は問題なく歩いている場所でも、

寒さや疲れで体の動きが鈍い時は、いつもよりすり足気味になります。

テレビやコタツのコード、床とカーペットの段差など、

普段なら無意識のうちに避けられるものでも、

足を引っかけて転倒する恐れがあります。


そこでまずは、どこにどんな転倒リスクがあるのか調べてみましょう。


薄暗い階段は足元が見えにくいので踏み外す恐れがあります。

階段の照明が薄暗いなら、昼白色や昼光色などの電球を試してみましょう。

照明が無い(又は足りない)場合は、

乾電池式やコンセントに差し込むタイプの照明や、

暗い場所で光る蓄光テープなどで段差を分かりやすくしましょう。

滑りやすい靴下やスリッパを愛用しているなら、

滑り止めマットや手すりは欠かせませんね。


リビングや個室の床には、モノを置かないようにしましょう。

カーペットの段差だけでなく、

その日に限ってカーペットがめくれていたためにつまづいた、というケースもあります。

・カーペットの端を留める

・ひっかかりやすいカーペットは使用しない

などの方法で対策しましょう。


なお、テレビやこたつなどのコードが動線上にあると、どうしてもリスクが残ります。

・電源コードの配線は歩く場所を避ける

・家具の配置を変えて、電源コードが動線に掛からないようにする

などの方法を試してみましょう。


浴室にも転倒リスクはあります。

石鹸やシャンプーが残った洗い場で滑ったり、

浴槽に出入りする時に足がもつれて転倒した事例があるんです。

石鹸やシャンプーを丁寧に洗い流せば問題ないのですが、

お子さんがいる家庭では難しいかもしれません。

心配なら、洗い場に滑り止めマットを敷くと良いでしょう。


また、入浴剤が入っている浴槽は、お湯だけの浴槽より滑りやすくなります。

浴槽内で滑って骨折したり、手足の靭帯を損傷した方もいるんです。

・購入時に入浴剤の注意書きをチェックし、滑りやすいものは避ける

・初めて使う入浴剤は、少ない量で滑りやすさを確認してから使用量を調整する

・浴槽内に滑り止めマットを敷く

・子どもを抱っこしたまま浴槽を出入りしない

・浴槽を出入りする時は手すりを持つ

・滑る成分が残らないよう、入念に掃除する

などの方法でリスクを減らしましょう。


転倒した時、病院に行った方が良い症状なのか、

急いで救急車を呼んだ方が良いのか迷うことがあるかもしれません。

そんな時は、電話やネットで自治体に相談しましょう。

「#7119」「#7899」「#8000」などの短縮ダイヤルで、

各都道府県が救急相談窓口を設けています。

「小児専用」などの制限や、短縮ダイヤルがつながらない時の回線、

受付時間の案内などは、各ホームページで確認できますよ。

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posted by まさき at 13:38| 日記