2023年01月05日
2022年12月06日
押入。
こんにちは。
押し入れは、湿気やホコリが溜まりやすい場所です。
そのため、換気や掃除を怠ると
ダニやカビが増えたり悪臭が発生することがあります。
あなたは、ここ半年以内に押し入れを掃除しましたか?
ニオイや湿気が気になっているなら、この機会に挑戦しませんか?
「 押し入れ掃除をしましょう。 」
■手順
1.収納物を全て取り出し、布団類は外に干す
2.掃除機でホコリを除去し、水拭きする
(カビを掃除機で吸い取ると、部屋中に胞子が飛散します。
掃除機ではなく、使い捨ての布などで拭き取りましょう。)
3.雑巾などに消毒用アルコールを含ませ、全体を拭く
(アルコールによる変色が心配な場合、目立たない場所で試しましょう。)
4.十分に乾燥させた後、すのこや湿気取りシートなどを置く
5.詰め込み過ぎないよう注意しながら収納物を戻す
掃除の際、押し入れや収納物の湿気除去は欠かせません。
そのため、掃除は晴れた日に行いましょう。
■状態チェック
押し入れの中に、何年も使わずに仕舞いっぱなしのものはありませんか?
ニオイが気になるものは、洗濯や陰干しをしましょう。
カビや変色で使えないものは、速やかに処分しましょう。
「今後も使う予定はないけれど捨てるのは気が咎める」
というものは、買取りやフリマなどを利用しましょう。
■掃除の後は…
朝、起床してすぐに布団を仕舞うと、
布団についた汗・皮脂・抜け毛などが
押し入れの環境を悪化させるので注意しましょう。
布団に湿気が籠りやすいなら、就寝時に
敷布団の下に除湿シートを敷くといいですよ。
そのほか、
・晴れた日は押し入れを開けておく
・湿気が気になったら、扇風機などで押し入れ内を換気する
などの方法も湿気対策に役立ちます。
■結露
壁・床下・部屋との温度差が原因で、
押し入れに結露が発生することがあります。
ひどい場合は、床板が腐ったり布団がびっしょり濡れることもあります。
まずは、すのこなどを敷いて、
収納物が押し入れに直接触れないようにしましょう。
結露が発生したら、原因を調べて断熱材などで対策しましょう。
冬は結露が発生しやすい時期です。
いつも以上に、押し入れの様子を観察した方が良さそうですね。
2022年08月23日
『在宅避難』
【 在宅避難に備えて『在宅キャンプ』をしてみませんか? 】
こんにちは、
木造耐震設計事業など手掛ける株式会社エヌ・シー・エヌが行った『耐震・地震に関する全国意識調査』によると、約65%の人が「在宅避難の必要性を感じる」と回答したそうです。
新型コロナなどの感染リスクを考えると、不特定多数との接触はできるだけ避けたいですよね。
しかし、在宅避難に自信が無い方は多いようで、「自宅で安全・安心に過ごす自信がある」人は約30%に留まっています。
では、安全・安心に在宅避難するには、どんな準備をすればよいのでしょう。
人それぞれに意見があると思いますが、私が最も優先したいのは土地選びです。
地盤の弱い地域、河川の氾濫が予想される地域などは、ハザードマップを見ればある程度予測できます。
安心して在宅避難するには、危険性の少ない土地に安全性の優れた建物を建てることが大前提です。
次に準備したいのは、電気や水が無くても1週間程度暮らせる環境づくりです。
必要なのは食料や飲料水だけではありませんよね。
・非常用トイレ
・清潔を保つための衛生用品
・ソーラー式充電器やラジオなど、情報収集に必要なグッズ
など、その種類は多岐に渡ります。
一般的に必要なものはインターネットなどでわかりますが、その他にも、家庭ならではの必需品があるかもしれません。
必需品を知るのに良い方法があります。
それは、電気や水を使わずに過ごす『在宅キャンプ』です。
いつも通りに家電や水道が使えないだけで、その生活は想像以上に不便です。
季節を変えれば、暑さ・寒さ対策も実体験に基づいて検討できます。
さらに、
・食器棚が倒れて割れた皿が散乱している
・タンスが倒れてドアまでたどり着けない
といった状況を想定すれば、家具の配置や固定方法等を見直すこともできます。
年末年始などの家族全員が揃う時期の恒例行事にすれば、
数を重ねるごとにスキルアップができます。いざという時も、自信を持って対応できるのではないでしょうか。