2021年07月03日

クローゼット。

【 クローゼットは、それぞれの使い方に合う仕様で。 】


こんにちは、


あなたが連想する『クローゼット』ってどんな扉ですか?

折れ戸ですか?

それとも、開き戸や引き戸ですか?


その扉を開けた時、内部はどうなっていますか?

ハンガーポールがあるだけ?

そのほかに、棚板や引き出しがついていますか?


クローゼットの利便性を高めたいなら

・その部屋の用途

・クローゼットに収納するもの

によって扉や内部の仕様を変えることをお勧めします。


例えば、クローゼットに布団を置きたいなら、中央辺りに棚板があると便利ですよね。

逆に、高さ違いの衣装ケースを積み重ねるなら、棚板は無い方がいいかもしれません。

扉は、折れ戸より開き戸や引き戸の方が使い勝手が良いでしょう。


収納スペースの打ち合わせでは、「どこに」「何を」「どれくらい」収納したいかを前もって考えておくことを強くお勧めします。

でなければ、その部屋に最適なクローゼットづくりはできないからです。


家づくり経験者の中には、

「とりあえず、各部屋に一般的なクローゼットがあれば良い」

「収納は多ければ多いほど安心」

という考えでクローゼットを設けたために、

・高さや奥行きが合わなくて、仕舞いたいものを仕舞えない

・壁が少なくて家具を置けない

・沢山入るのが災いして、どこに何があるのかわからなくなった

などの後悔をした事例は多いものです。


あなたは、今使っているタンスや衣装ケースをクローゼットに収納したいですか?

それなら、打ち合わせまでにそれぞれのサイズを計測しておきましょう。

各部屋によって収納したい量が違うなら、それぞれの量をメモしておきましょう。

大量の本など、重さへの配慮が必要な収納物があれば、その旨も伝えるようにしましょう。


もし扉の開閉が面倒なら、扉の無いクローゼットの方がストレスの原因を減らせますよね。

頻繁に使うハンガーポールは、身長に合わせた位置にあると助かりますよね。


あなたと家族のための家づくりですから、『一般的な』という枠にとらわれる必要はありません。

自由な発想で、満足度の高いクローゼットを目指しましょう。

2021.6.27.JPG
posted by まさき at 08:33| 日記