2021年06月23日

ダイニングの照明。

【 ダイニングでは、食事以外に何をしますか? 】


こんにちは、


ダイニングの照明は、明るさを抑えるとリラックスした状態で食事を楽しめます。

照明の色によっては、お料理をよりおいしそうに見せる効果も期待できます。

自宅以外の場所で食事をする際には、ぜひ照明の形や色、明るさなどを観察してみてください。

きっと、新たな発見があることでしょう。


ところでお宅のダイニングでは、食事以外にどんなことをしますか?

お子さんが勉強やゲームをしたり、ご両親が新聞を読んだり趣味を楽しむなど、様々な過ごし方を楽しんでいることでしょう。


ダイニングで食事だけをするのであれば、

・料理を、より一層おいしく見せる

・リラックスした空間づくりをする

ことだけを目的とした照明選びができます。


しかし、勉強などの目を使う作業をするのなら、ある程度の明るさは欠かせません。

色も、温かみのある電球色より学校で使用されているような昼光色の方が手元を見やすいことでしょう。

そういえば、年を重ねると、細かい文字を読む時は、若い頃の2〜3倍以上の明るさが必要だといわれていますよね。

このように、ダイニングでの過ごし方によって、照明選びの選択肢は大きく変わってきます。


また、ダイニングテーブルの大きさや位置を変えると、使いやすい照明の場所も変わってしまいます。

テーブルの中央に照明があると特に不便を感じませんよね。

しかし、どちらかにずれていると手元が見えにくいだけでなく、見た目の印象まで悪くなるんです。


以上のことを踏まえ、ダイニングの照明を検討する時は、

・そこで家族がどう過ごすか

・どこにどんな大きさのテーブルを置くか

について家族と話し、それに適した照明を選ぶようにしましょう。


もし、テーブルの大きさや場所を変えることも視野に入れるのなら、ライティングレールを設置しておけば、リフォームしなくても照明の場所をある程度移動できるので便利です。

また、光の明るさを調整できる調光ライトなら、そこで過ごす時間に合わせて照明を変えることもできます。


今の住まいのダイニングで、家族はどんなことをしていますか?

不満や使いづらさについてはどうでしょうか?

普段の様子も、ぜひ観察してみてください。
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posted by まさき at 18:28| 日記

2021年06月16日

土地選び。

【 相場より安い土地は掘り出し物?訳アリ? 】


こんにちは。


気に入った土地がその地域の相場より安かったとき、

ぜひ調べてほしいことがあります。

それは、『相場より安く設定しなければならない理由』です。


一般的に、建築条件付き土地の価格設定は相場よりお得です。

その理由は、その分のマイナスを建築費用で回収できるからです。

また、旗竿地や不整形地も相場より安い傾向があります。

その理由は、形が悪い土地や使い勝手が悪い土地より、

正方形や長方形に整った整形地の方が人気が高いからです。

段差や傾斜がある土地も、

購入後に造成工事や擁壁工事が必要になるため価格設定は低めです。


そういえば、同じ分譲地内でも、道路が北側に面している土地は

南側に面している土地より坪単価を低めに設定することが多いですよね。

日当たりを重視する方が南側道路の土地を好むからだと思いますが、

日当たりよりプライバシーを優先する方にとっては、

視線が少ない北側道路の土地はお買い得と言えるでしょう。


そのほか、長い間売れ残っている土地も値下げのため相場より安くなります。

段階的に値下げするか、注目度を上げるために一気に値下げするか。

その判断は業者によって異なりますから、定期的な調査は欠かせませんね。


このように、一目で理由がわかる土地なら調べるのは簡単ですが、

そうでない場合、まずは土地情報を調べましょう。

その土地の用途地域、地目、建ぺい率、容積率、斜線制限、高さ制限などは

設計にどのような影響を与えるでしょうか。

過去に、自然災害による被害は発生していないでしょうか。

水道やガスの配管は整備されているでしょうか。


次に、現地を訪れて周辺環境を調べてみましょう。

近くに火葬場や風俗店などの嫌悪施設はありませんか?

工場や幹線道路などの騒音やニオイに問題はありませんか?

周辺より低いなら、雨が降るたびに水が流れ込む恐れはないでしょうか。
相場より安い理由があなたに損害を与えないなら、

その土地は掘り出し物です。

判断に迷ったときは、不動産会社や施工業者に相談するといいですよ。
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posted by まさき at 18:32| 日記

2021年06月07日

窓。


【 家族に窓を開けて就寝する方がいるのなら。 】


こんにちは、


梅雨に入り、寝苦しい夜が増えてきましたね。

そのため、就寝中にエアコンや扇風機を使う方が増えているそうです。

一方、就寝時に窓を開けて寝る方も少なくありません。

複数の調査によると、就寝時に窓を開ける方の割合は30〜50%にのぼるとか。


そういえば、早朝ウォーキングをしているスタッフは、2階の窓が開いているお宅があちこちにあると言います。

全開にしているお宅もあれば、10センチ程度開けているお宅もあり、

「あの窓は、カーポートの屋根に上れば侵入できるから狙われそう」

「補助錠は、下だけでなく上にも付けているのかな」

など、あれこれ考えながらウォーキングしているようです。


ところで窓は住宅の中で最も熱の出入りが多い場所です。

そのため、外気の熱を室内に入れたくない場合は、

・窓の面積を減らす

・断熱性能の高い窓を選ぶ

・西日を防ぐため、南側に窓を設けない(または極力小さな窓にする)

などの対策が欠かせません。


「採光のために大きめの窓の方が良いのでは?」

という考え方もありますが、寝室を使う時間帯を考えると、採光はそれほど重要とは言えませんよね。

むしろ、外壁の面積を増やして外の騒音や熱を遮断する方が安眠につながるかもしれません。

人が侵入できない程度の細長い窓にすれば、採光量は減りますが、窓を開けて寝ることもできるでしょう。


ということで、もしあなたのお宅に窓を開けて寝る方がいるのなら、窓の大きさや位置には特に注意しましょう。

窓の近くにセンサーライトや防犯カメラなどを設置するのも効果的です。

なお、カーポートのほか、庭に置きっぱなしの脚立や自転車なども侵入のための足場になります。

雨どいを上り下りした事例もあるので要注意です。

足場になるものは、できるだけ遠ざけましょう。


防犯を優先するなら、暑くて寝苦しい日は窓を閉めてエアコンや扇風機を付けて寝るべきだと言われます。

しかし、自然の風でないと質の良い睡眠をとれない方もいます。

業者と相談しながら、より良い対策を考えたいですね。

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posted by まさき at 13:21| 日記